みん経トピックス

缶詰レシピ本「生の魚じゃ、こうはいかにゃい」3部作、男性にも人気

缶詰レシピ本「生の魚じゃ、こうはいかにゃい」3部作、男性にも人気

「生の魚じゃ、こうはいかにゃいシリーズ」のカバー

写真を拡大

 オレンジページ(東京都港区)が今年刊行した、サバ缶、サケ缶、イワシ缶をテーマにした缶詰レシピ本「生の魚じゃ、こうはいかにゃいシリーズ」3部作がSNSを中心に話題を呼び、3冊並べて平積みする書店が増えている。

「あっという間しめ鯖(さば)」盛り付け例

 サバ缶では「つまみ」、サケ缶では「おかず」、イワシ缶では「ワンプレート」をテーマに、毎回、料理家2人がレシピを競う内容を収録している。さらに、食材や栄養についての解説、調理の裏技、料理家と担当編集者による缶詰談義などの読み物コーナーも充実させている。

 広報担当の遠藤由美子さんは「読者カードの声からは、読み物としても楽しんでくださっているうんちく好きのミドルからシニアの男性も多いよう。「(サバ缶の中味を)酢に10分漬ける、以上」という「あっという間しめ鯖(さば)」など調理工程が少ないレシピぞろいなので、料理初心者からの喜びの声も届いている」と話す。

 仕様はB6変型判、132ページ。価格は各1,000円(税別)。