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明治屋がバレンタイン義理カンキャンペーン 7社コラボの特設売り場も

明治屋がバレンタイン義理カンキャンペーン 7社コラボの特設売り場も

「日本百貨店にほんばし總本店」の缶詰オブジェ

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 明治屋(東京都中央区)は2月1日、同社オリジナル商品「おいしい缶詰」をバレンタインに贈る義理チョコならぬ「義理カン」キャンペーンを6年目となる今年も始めた。明治屋ストアーでは、缶詰購入客に「義理カンカード」を進呈するサービスを引き続き行う。カードの裏に「でも、缶違いしないでネ!」のユーモラスな文字が添えられている。

明治屋「おいしい缶詰」と「義理カンカード」

今年は、さらに義理カンの輪を広めようと缶詰メーカー6社(マルハニチロ、ホテイフーズコーポレーション、極洋、木の屋石巻水産、高木商店、トーヨーフーズ)とのコラボレーションを実施。コレド室町テラス(東京都中央区)1階の「日本百貨店にほんばし總本店」に2月14日まで、特設売り場を展開。缶詰を素材に使ったハート型オブジェを大通りに面するショーウインドーに設置し、SNSによる情報発信も仕掛ける。同ビル2階の手ぬぐい専門店「にじゆら」では、手拭いよる缶詰のギフト用ラッピングにも対応する。

 明治屋の担当者・荒谷延孝さんは「バレンタインといえばチョコレートだが、義理カンは、甘いものよりもお酒が好きという男性に好評を博してきた。友チョコ的な義理カンがお酒の好きな女性に喜ばれているとも聞く。ただ贈るだけでなく、簡単なメッセージを添えるとコミュニケーションが生まれていいのでは。この時期に限らず日頃の『缶謝』を伝えるきっかけになれば」と話す。

 本誌論説主缶(幹)の缶詰博士、黒川勇人は「今年はオリンピックイヤー。今回のようなインパクトのあるオブジェと共に缶詰をアピールするのは面白い。SNSなどを通じて日本の缶詰の素晴らしさをどんどん世界に発信してほしい」と期待を込める。

 日本百貨店にほんばし總本店の営業時間は11時~21時。今月14日まで。