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八戸魚市場がキンメダイ缶詰を発売

八戸魚市場がキンメダイ缶詰を発売

八戸魚市場 天王海山の金目鯛シリーズ

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 卸売業を営む八戸魚市場(青森県八戸市)が4月30日、キンメダイを使った缶詰3種類を発売した。

 これまで八戸漁港の主力だったサバやイカなどの漁獲量が減る中、安定した漁獲量を誇るキンメダイを缶詰化し、八戸市の新たな産品として育てていく。缶詰製造は三星(八戸市)が担う。

 キンメダイはハワイ諸島北西部にある天皇海山漁場(公海)で漁獲され、船上で冷凍したものが八戸漁港に水揚げされている。その多くは冷凍状態のまま静岡県などへ出荷されていたが、今後は「八戸の魚として根付かせたい」と市場関係者は話す。

 缶詰は「水煮」「しょう油煮生姜入」「オリーブオイル煮」の3種類。本紙論説主(缶)幹の黒川勇人は「キンメダイらしい香ばしい匂いがある。脂の乗りがよく、ボリュームもあり、メインのおかずとして使える」と話す。

 内容量は170グラムで、価格は864円。通販サイトや東京都内のアンテナショップなどで扱う。