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ホテイフーズ、バウムクーヘンの缶詰発売

ホテイフーズ、バウムクーヘンの缶詰発売

特大サイズのメガバウム

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 ホテイフーズコーポレーション(静岡市清水区)が6月1日、バウムクーヘンの缶詰「メガバウムCAN」を発売した。

メガバウム 開缶

 品名にある「メガ」は巨大という意味。直径約13センチ×高さ約9センチに焼き上げたバウムクーヘンを、業務用の大型缶(ツナ2キロ缶)に入れて加熱殺菌した。焼き菓子の缶詰としてはこれまでにないサイズで、本紙論説主(缶)幹の黒川勇人によると「自分の知る限り他に例がない」という。

 糖分や油分を多く含むバウムクーヘンは、缶詰にすると加熱殺菌時に焦げが発生しやすい。缶が大きいことや、内部を液体で満たしていないことなどから、通常の缶詰よりも製造が難しくなる。同社では加熱の温度や時間等を調整し、試作を重ねて商品化した。

 黒川勇人は「商品としての面白さがある。災害食として企業や団体が備蓄するのにも適している」と話す。

 価格は3,800円。同社直販サイトなどで扱う。