「十勝ハーブ牛のコンビーフ」累計20万缶販売 「北のハイグレード食品」選定商品
北海道の畜産企業ノベルズグループで6次産業化、食品事業を推進するノベルズ食品(北海道河東郡上士幌町)が2015(平成27)年6月に発売した「十勝ハーブ牛と塩だけで作ったコンビーフ(白)」と2020年1月発売の「十勝ハーブ牛と黒胡椒(こしょう)で作ったコンビーフ(黒)」のシリーズが累計20万缶の売れ行きを見せている。
「十勝ハーブ牛と黒胡椒で作ったコンビーフ(黒)」の外観と中身
本誌論説主缶(幹)の黒川勇人は「十勝ハーブ牛は黒毛和牛とホルスタインから産まれた国産牛で、成長に合わせてハーブを与え、通常より時間をかけて育成する。十勝ハーブ牛のスネとネックのみで作り、発色剤を使わない無塩漬製法が特徴」と解説する。
2月22日、北海道庁経済部が主催する「北のハイグレード食品2021」に選定されたのをきっかけに販路を拡大。東京でも秋葉原「日本百貨店しょくひんかん」内の缶詰専門売り場「カンダフル」で取り扱う。
カンダフルを運営するバイヤーの鈴木正晴さんは「値段は安くはないが、コンスタントに売れている。SNSで発信した時の反響も良く、この先、リピーターも付きそうなので販売に力を入れたい」と意気込む。
内容量は95グラムで、価格は各1,188円。