木の屋石巻水産 今年は順調にサンマ缶製造
木の屋石巻水産(宮城県石巻市)が10月、今期分のサンマ缶詰の製造を開始した。昨年は不漁が原因で見込みの50%以下しか製造できなかったが、今年は順調なすべり出しとなった。
新鮮なサンマを詰める製造の様子
商品ラインアップは「さんま醤油(しょうゆ)味付け」「さんま味噌(みそ)甘辛煮」「さんま水煮」の3種類。石巻魚港に水揚げされた魚を刺し身にできる鮮度のまま詰める「フレッシュパック製法」で製造しており、素材を生かした臭みのない仕上がりが特徴。
同社の松友倫人さんは「今年のサンマは大型で脂乗りがいい。そのままでも、総菜や炊き込みご飯、パスタなどにアレンジしてもおいしく召し上がっていただける」と話す。
内容量は170グラムで、価格は370円。同社ホームページで販売している。