ホテイ、塩レモン味など2種類を発売 高齢者向け商品も
ホテイフーズコーポレーション(静岡県静岡市)が3月2日、「やきとり塩レモン味」と「若鶏の照り煮」を全国発売した。
「若鶏の照り煮」パッケージ
「やきとり塩レモン味」は炭火で焼いた国産の鶏肉を塩味ベースにレモン果汁で仕上げた。ビールやレモンサワーとの相性を考えて開発したもので、同社のやきとり缶シリーズは全6種類となる。
「若鶏の照り煮」は常温保存可能な総菜缶。店舗までの距離が遠く食料品の調達が困難な高齢者が増える買い物弱者の問題も視野に入れて開発した。鶏皮を取り除き、脂肪分を抑え、一口大の食べやすいサイズに。若鶏の胸肉を砂糖としょうゆで柔らかくした和風の味わいは高齢者の嗜好を意識したものだという。
本紙論説主(缶)幹の黒川勇人は「どちらも時代の流れを見極めて投入された商品。『やきとり塩レモン味』は、焼き鳥にレモンを搾る食べ方を缶詰で再現でき、家飲みや花見、アウトドアに携行すると便利。『若鶏の照り煮』は、たんぱく質が不足すると身体が弱る高齢者には便利。買いだめしておけば、必要な時、パカっと空けるとご飯のおかずになる」と両商品の利点を話す。
「やきとり塩レモン味」は内容総量70グラム、価格160円。「若鶏の照り煮」は同75グラム、同130円(以上、税別)