累計販売数9億超 アウトドアに「ノザキのコンビーフ」の手巻きずし
登山やハイキングなどアウトドアの食事に便利な缶詰だが、今回はみんなの缶詰新聞論説主缶(幹)の缶詰博士、黒川勇人のレシピから手軽に楽しめる「コンビーフの手巻き寿司」を紹介する。
「ノザキのコンビーフ」パッケージ
使うのは、1948(昭和23)年に国産第1号のコンビーフとして誕生し、70年もの間ロングセラーを続ける川商フーズ(東京都千代田区)の「ノザキのコンビーフ」。姉妹品「ノザキのニューコンミート」を合わせた累計販売数は9億577万個 (2016年3月末現在)に達し、全てのコンビーフ缶を横につなげると6万3404キロメートルと、ほぼ地球一周半強の長さになる。
当初からの製造委託先である山形県寒河江市の日東ベストを見学した黒川勇人は「塩などで味付けしたブロック肉は2日間寝かせて熟成。高温で蒸してからほぐし、筋や膜を徹底的に取り除く。細やかな配慮と手間が牛肉本来の味を引き出し、口当たりのいいコンビーフを作る」と話す。
「ノザキのコンビーフ」の手巻きずしの材料は以下の通り。材料=ノザキのコンビーフ1缶(2~3人分)、のり10枚(小)、酢飯(レトルトでもいい)、大葉10枚、たくあん(千切り)適量。作り方は(1)~(3)の手順で行う。(1)コンビーフは器に出してほぐす。他の材料も器に載せておく。(2)のりに大葉を敷き、その上にご飯を薄く盛る。(3)ご飯の上にコンビーフ、たくあんの順に載せる。
簡単にできる缶詰メニュー。具材を工夫すればバリエーションも広がる。缶詰の内容量は100グラムで、参考価格は443円。