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サーバー管理会社のサバ缶、おいしい防災備蓄の大切さ訴える

写真を拡大サーバー管理会社のサバ缶、おいしい防災備蓄の大切さ訴える

 サーバー管理業務を営むIT企業「スカイアーチネットワークス」(東京都港区)が3月15日、同社オリジナル商品「サーバー屋のサバ缶」を食べながら防災備蓄の大切さを学ぶイベント「おいしい防災食のあるローリングストックパーティー」を世田谷区内のイベント酒場「さばのゆ」で行った。 「サーバー屋のサバ缶」と「安心米」を組み合わせ調理するサバ味噌煮の炊き込みご飯全文を読む  同商品は、サバ缶製造で知られる「木の屋石巻水産」(宮城県石巻市)と同社が4年前に共同開発したサバみそ煮缶。名称はサーバー管理会社がネット上で「サバ缶」と呼ばれるところから来ており、売り上げの38%を東北の子どもたちの応援施設に寄付するなど被災地の復興にも貢献する。

 当日は、水や湯を注ぐだけでふっくらしたご飯ができる非常食「安心米」を製造・販売するアルファー食品(島根県出雲市)が共催した。同社の町田光司さんによる防災備蓄の講演に続き、「サーバー屋のサバ缶」と「安心米」を組み合わせた「おいしい」手巻きずしとサバ味噌煮の炊き込みご飯が提供され、防災意識の高い参加者が交流を深めた。

 スカイアーチネットワークス専務の高橋玄太さんは「精神的に厳しくなる災害時には、おいしい防災食を食べたいもの。備蓄するだけではなく、日常的に食べることで常に新しい状態に保つローリングストックの実践も大切だと改めて思った」と振り返る。

 同社は今後も「サーバー屋のサバ缶」を通じて、防災意識の向上や被災地への関心を高める活動を続けていくという。

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