中性脂肪を下げる機能性表示食品「減塩さんま蒲焼きN」 マルハニチロが発売
健康志向の高まりを受けヘルシーな缶詰の商品開発に力を入れるメーカーが増える中、マルハニチロ(東京都江東区)が9月1日、中性脂肪を低下させる機能性表示食品として「減塩さんま蒲焼きN」を発売した。
「減塩さんま蒲焼きN」盛りつけ例
内容は、ロングセラー商品「さんまの蒲焼」の塩分を25%カットしたもの。従来の「さんまの蒲焼」は、ここ数年の総菜需要の増加とともに売り上げが伸びており、昨年度(2017年4月~2018年3月)の販売総数は約2100万缶を記録。今回の「減塩さんま蒲焼きN」は、健康という付加価値を加え、さらなる需要の開拓を目標に据える。
みんなの缶詰新聞論説主幹・黒川勇人は「さんま蒲焼き缶など、青魚を原料とした缶詰は中性脂肪を低下させるDHA、EPAを豊富に含むため、元々そのヘルシーさが支持される理由の一つ。これに減塩の要素が加わることにより、現代人の心をさらにつかむのでは」と話す。
内容量は100グラムで、価格は220円。