ホテイフーズ、業界初の「鶏唐揚げ缶詰」開発 3種類の味付けで
ホテイフーズコーポレーション(静岡県静岡市)が業界で初めて鶏唐揚げ缶詰を開発した。味付けは「からあげ和風醤油(しょうゆ)味」「からあげ旨(うま)辛たれ味」「からあげてりマヨ味」の3種類。
ホテイの鶏唐揚げ缶詰中味全文を読む
これまでは一度油で揚げた食材をタレなどに浸けた缶詰はあったが、唐揚げそのものを缶詰化したのは初めて。中でも和風しょうゆ味は調味液を加えないドライタイプで、味付けした鶏肉をやや低めの温度で揚げ、加熱殺菌工程でおいしくなるよう仕上げた。開発には1年以上をかけ、70回近くの試作を重ねたという。
旨辛たれ味とてりマヨ味は特製タレを注液して仕上げた。スパイシーに味付けした旨辛たれ味はつまみとして、てりマヨ味は照り焼き系タレにマヨネーズを合わせて子どもも好む味付けにした
同社開発部の大木泰人さんは「油の劣化を防ぐために残存酸素を極力減らすなど、さまざまな工夫が必要だった。焼き鳥缶詰に続くロングセラーを目指したい」と意欲を見せる。
内容量は、和風醤油味=45グラム、旨辛たれ味・てりマヨ味=各60グラム。価格は200円(税別)を予定。2月発売予定。