【トレンド缶】ポスト・サバ缶として注目のイワシ缶、洋風トマト味付け缶が女性に人気
テレビの情報番組でDHA、EPAを豊富に含む健康と美容に良い食品と紹介されたことをきっかけに、2017年はサバ缶の売り上げが大きく伸びた。サバ缶を製造する大手メーカーは軒並み、昨年4月~12月期のサバ缶売り上げが前年同期比の売り上げ150%以上を記録した。
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そうしたサバ缶に続いて注目されているのが同じ青魚のイワシ缶。サバ缶に引けを取らない量のDHA、EPAが含まれていることもあり、今年に入ってポスト・サバ缶の呼び声が高い。
健康と美容に関心の高い女性層をターゲットとする商品の市場投入も進む。極洋(東京都港区)が3月に発売した「いわしのトマトパッツァ」は、カゴメ(東京都中央区)の濃縮トマト入りのソースでイワシを柔らかく煮込んだコラボ商品。
昨年10月にコラボ第1弾として開発した「SABAKAN さばのトマトパッツァ」に続く第2弾。イタリア料理「アクアパッツァ」をトマトでアレンジしたしゃれた味わいが女性に人気で、パスタやパンに合うため、発売以来、売り上げは好調。同社の1月~7月期のイワシ缶売り上げは前年同期比20%以上の伸びを見せている。
内容量は90グラムで、価格は180円(税別)。