【旬缶】ロングセラー「ちょうしたのかばやき・さんま」のとろろわさび丼
朝と夕に秋の気配が漂い始めると季節の味覚、さんまが食べたくなる。昨年、一昨年と不漁が続き、今年も高値が伝えられるが、こんな時に頼もしいのがスーパーやコンビニでも安定して購入できる「ちょうしたのかばやき・さんま」だ。
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2017年度まで7年連続で漁獲量日本一を記録した国内屈指の銚子漁港(千葉県銚子市)には多くの缶詰企業が集まる。同商品を製造するのは、1929(昭和4)年創業の老舗「田原缶詰」。「ちょうした」の「た」は、「田原缶詰」の最初の一文字「た」からきたもので、銚子漁港との関係の深さを物語る。
同商品は、昭和30年代に試行錯誤を繰り返し完成させたさんま蒲焼きの缶詰で、半世紀以上の人気を誇るロングセラー。ご飯にのせるだけで食欲がそそる蒲焼き丼になるが、実は、わさびと相性が良い。まず、炊きたての白飯に缶詰の汁をかける。そして蒲焼きをのせ、長芋のとろろをトッピング。そこに練りわさび、海苔をちらせば出来上がり。夏にたまった疲れも吹き飛ぶ缶単な一品だ。