茨城県産サツマイモを使った焼き芋缶詰発売
地域食材を生かした缶詰試作などを手掛ける京都の食品開発コンサルティング会社「カンブライト」(京都市中京区)が9月、茨城県産サツマイモ「シルクスイート」を100%使った「スイートな焼き芋」を発売した。
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同社の井上和馬社長は「シルクスイートは滑らかな食感と水分の多さが特徴。糖度8.8%は一般的なサツマイモの7%前後と比較しても甘いが、加工前に低温長期熟成を行うことで蜜のような甘さを出した」と話す。
同商品は京丹後市で障がい者を雇用する加工施設「リフレかやの里」が製造を担当。砂糖などを足さず無添加で仕上げている。
本紙論説主缶(幹)の缶詰博士・黒川勇人は「焼き芋は伝統的なスイーツ。缶詰にしたことで、より手軽に味わえる」と語る。
内容量は90グラムで、価格は3缶入り2,139円。
現在は、同社ホームページ「カンナチュール」での通販が中心だが、今後は輸出も視野に入れて販売ルートを強化するという。