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鯖不足の今!木の屋石巻水産(宮城県)が「秋冬さば」を18年ぶりに復活!

写真を拡大鯖不足の今!木の屋石巻水産(宮城県)が「秋冬さば」を18年ぶりに復活!

宮城県・木の屋石巻水産(以下「木の屋」)が、2月13日より、実に18年ぶりに「秋冬さば」(しゅうとうさば)の販売を再開した。 復活した秋冬さばの精悍なデザイン!全文を読む 以前は9月に漁獲が始まり、11月には終わっていた旬のサバ。当時は“秋冬”という名がまさにぴったりであったが、今では11月以降の晩秋にようやく漁獲が始まるようだ。

木の屋と言えば、宮城県の石巻港で水揚げされた、ブランドサバ、金華鯖を使用した缶詰。様々なメディアでも紹介され、ファンの多い商品である。金華鯖とは石巻魚市場のブランドで、厳選された旬のサバのみに許される栄えある称号であり、近年のサバ不漁の影響で、年々目にすることが少なくなっている。

往時には全国で購入することができた金華鯖缶詰であるが、2023年はなんと予定の1/100以下の製造に留まり、自社直売ルートのみの流通となっていた。

木の屋ではお客様からの強い要望に応え、200-300グラムと、金華鯖に比べると魚体こそ小さいが、石巻港水揚げの鮮度抜群のサバを、一度も冷凍させることなく缶詰にして、金華鯖以前使用していた「秋冬さば」ブランド名で販売を開始。味付け・製法は金華鯖と一切変わらない。木の屋は、秋冬さばブランドならではの味わいを楽しんでもらいたいと語る。

木の屋・鈴木さん「原料で苦労している中で、今できる一番おいしいサバ缶が出来上がった。是非召し上がっていただきたい」

どうしても魚体の大きなサバに比べると脂乗りが少ないが、そこを特徴として、様々なアレンジを楽しんでもらいたいと語る。まずはそのまま。そしてお勧めのアレンジは、
味噌煮:白ごまパラパラ、ねぎ、ラー油 お酒のつまみにぴったり。
水煮:生姜の甘酢漬けを汁ごとぶっかける「がりさば」。癖になること間違いなし!

当社缶詰主缶・黒川勇人「ノルウェーサバを使ったサバ缶が増えている中、何とか地元で水揚げされる原料を生かそうとしている点を評価したい。魚体はやや小振りだが腹身には脂が乗っていて、サバ本来の香ばしい風味が味わえる」

総量170グラム、固形量110グラム。オープン価格だが、都内販売価格は380円~450円程度。数量限定での販売の為、早期完売の恐れあり。

今日は3月8日、サバの日。

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